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2011年2月6日日曜日

人生とは自分との戦い、自分とどう折り合いをつけるかということかも知れませんね

私は、このブログを始めてから、いや始める前からもずっと考えていることがあります。
それは、このブログをどういう方向に持って行くかということです。
書きたいことは山ほどあるのですが、どういう順番で書いたら自然なのかとか思い悩んでしまいます。しかし、そんなことはどうでもいいことかも知れませんね。
というわけで、これからしばらくは毎回、話があっちに飛んだりこっちに飛んだりするかも知れません。

私は、2008年の10月に大腸がんの手術をしました。大腸がんといっても正確には結腸がんですが。好発する部位です。手術をする1年も前から毎日下血していました。トイレに行くといつも便器は真っ赤でした。トイレに行くと血だけが出ることもありました。外ではおならもできませんでした。おならとおもっても実はおならではなく溜まった血を出したくて、おならと勘違いすることがあるからです。
私は仕事柄、自分のこの状態がどんな状態か想像できました。臨床データや論文を読んで自分の寿命があとどれくらいかを何回も確かめました。
当時、私はIPO(新規株式公開)を目前にした会社の社長をしていました。ですから、自分ががんであることは信頼する社員にも家族にも内緒にしていました。
簡単には説明できないいろいろなことが起こって、結局、進行がん、第2期の結腸がんは2008年の秋に埼玉医大国際医療センターで手術して戴きました。以後、3カ月おきに定期的に検査を受けていますが、奇跡的に転移もなく引き続き人生を生きています。

大腸がんと戦っておられる方はたくさんおられることでしょう。今日、手術だったという人もおられるでしょう。
あるいは、自分が大腸がんかも知れないと不安な日々を送っておられる方もあるでしょう。
大腸がんの予兆はどんなものか、いつか書きたいと思います。インターネットでそういう記事をたくさん読みましたがなかなか実態がリアルにわからないものです。ですから、不安になります。
私のように受診できない特別な理由があろうとなかろうと、思い悩む前に明日にでもすべての予定をキャンセルして病院で検査を受ける手続きをしてください。
たとえ、あなたが手術を受けることを決心しても手術はすぐには受けれません、検査もありますし手術の順番もあります。どこの病院で手術を受けるか、セカンドオピニオンはどうするかなど、手術するまでに検討すべきことや日数がかかることがいろいろあります。

とうとうこれで我が人生も終わりを迎えたなーと思わないでください。
きっと、あなたはがんでなかったときのように復調するでしょう。
悲観的に考えても楽観的に考えても人生は人生、今日は今日です。
あなたには、笑顔が一番似合います。
人生に予想外、想定外はつきものです。
私は、このブログを読んで戴いているあなたをまったく知りませんが、私はあなたを心から応援しています。

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