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2011年6月12日日曜日

あれから3ヶ月 そんなに経ったとはとても思えないけど・・・

「3月11日午後2時46分 東北地方を中心に大きな揺れを感じました。津波に警戒してください。・・・」 あれから3ヶ月が経った。とても3ヶ月もたったとは思えない。

毎日、毎日地震による被災状況と福島第1原発事故のニュース、関連の特別番組・・・
テレビを見ていて、ラジオを聞いていて、あまりの衝撃的悲しみ、辛さに何度涙を流したことだろう。
身につまされる辛さに私の心は自動的に共鳴し、瞬間的に悲しみと涙が襲って来た。
きっと日本中の人が、いや世界中の人がこんな経験をしていることだろう。
親を探す子供、子供の生存を信じて今も探す両親、見つけ出すまでは何も手につかないと言う。
地震は人々の人生を大きく変えた。

このブログを書き始めて、まもなくあの地震が起きた。
私のブログは自然に地震関連の内容になって行った。
そのうち、何を書いたらいいのか分からなくなった、何を書いても何も解決できないもどかしさに書けなくなった。
こんなブログでも見てくれている人がいて、「最近書いていませんね。」と言われた。
今日、3ヶ月経った一つの節目なので、それを理由に、それをきっかけに書いています。

1ヶ月以上も休んでしまったのは、こういう訳だったのです。もっとも理由らしいことは何も言わず、こういう訳だったのですと言われても理解できないでしょうが。
一言でいうと疲れたのです。
被災した人は、我々のような非被災者とは比べようのない辛苦、苦痛、困難、ストレスを感じて来られたことでしょう。
我々非被災者も少し疲れています。
気持ちだけは一生懸命なのだと思うのです、自己分析すると。
被災地は絶望的被害、いったい復興できるのかと疑いたくなるような風景。
だけど、だけど、必ず復興できる、復興するのは間違いことですよね。
焦らないことにしましょう。これは提案です。
急ぐけど、焦らないことにしましょう。
そう考えれば、少し精神的に楽になるかも知れません。

瓦礫だって、1年分とか何年分とかですから、たいがいの量じゃない。
2、3ヶ月で片づけられるようなそんな量じゃないですから、ここは焦らないで片付けて行きましょう。
瓦礫っていう言葉も嫌な言葉ですね。
あの地震までは家族の団欒、幸せを育んでくれた家や会社。
それが地震と津波で粉々に壊れてあんな風に・・・
粉々になってしまった、無残な姿に変わり果てた幸せのかけら・・・

壊れた事実にはもう振り返らないで、作り直すしかないですね。
悔しいけど壊れたものは諦めて、新しく一つずつ一つずつ作り直しましょう。
とっても辛くて悲しいけど、今、目の前にあることを片付けて行くことが明日につながると信じて・・・

いつかあの大地に人々の笑顔と楽しい声が聞こえて来る日を。
いつかあのふるさとに花をいっぱい咲かせましょう。

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