7月2日土曜日、3日日曜日、今年の夏はいつもの夏と違う。
木金曜日を休日にして土日出勤シフトの企業が自動車業界などに始まった。
電車が空いていていいと言う人、やはり土日は調子がつかめませんと言う人・・・
今年の夏も昨年同様暑くなりそうだ。
先月末も過去最高の暑さを記録した。
いつものように散歩した。正確にはいつもとは違う、真昼間のカンカン照りの昼日中に熱中症に挑戦するかのように散歩した。
今日はひまわりが咲いていた。背丈2メートルくらいのでかいひまわり。さすがに夏の花だ。太陽が好きらしい。
太陽が好きと言えば、ザクロの赤い、やや橙色がかった赤い花。
実に夏の空に似合う。空に向かってぐんぐん伸びようとしている。
このときを待っていたと。
立ち葵って花はゴージャスだ。
薄い花弁が風に揺れる。
夏の暑い日、街角でデートの待ち合わせ、まるでそんな立ち姿。
暑さなんて感じない、ただひたすら何かを待っているようだ。
入間川の土手を歩くと土手を駆け上げる風が爽やかだ。
河の水量はまだ多い。
ところどころに堰が設けてあり、水田に水が流れるようにしてある。
水が豊富にあるということはそれだけで幸せなことだ。
青い空に白い雲が浮かんでいるというだけで幸せなように。
土手の上から河原の草むらに下りた。
夏の草の匂いが清々しい。
生きている匂いだ。
こんなに暑いのに元気いっぱいだ。
川越の市役所から札の辻の交差点を横切り、そのまま西に向かって1、2分歩くとなぜか、ペンギンが立っている。
そこから10メートルと離れていないところにはカバがいる。とても暑そうだ。カバは水でも掛けてやればそうでもない感じだが、ペンギンは参っている感じだ。
客寄せに頑張っているのだ。
散歩しているといろいろな風景に出会う。
その後、新河岸川を登るように歩いた。
今年の夏はいつもより、ずっと暑いかも知れない。
そんな暑い夏だが、少しでも楽しみながら過ごしたいたいものだ。